食品衛生の観点から、手を洗うことは食中毒の原因となるウィルスや病原菌を防ぐ有効な手段です。調理の前はもちろん、調理中に魚介類や精肉を触った後や、食事の前には必ず手を洗うようにしましょう。また、トイレに行ったり、ゴミ箱に触れたり、おむつを交換したり、ペットに触れた後は、忘れずに手を洗いましょう。
正しい手の洗い方
時計や指輪、アクセサリー、つけ爪などを外してから、手を洗うようにしましょう。
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(1)まずは流水で汚れを落としながら、手全体と手首までしっかり水で濡らします。
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(2)せっけんをつけてしっかり泡立てましょう。
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(3)手のひらをあわせながらよくこすりあわせ、次に手のひらと手の甲をあわせてよくこすりましょう。
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(4)両手を組むようにして指と指の間もよく洗いましょう。
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(5)手のひらに爪を立てるようにこすり、爪の間と手のしわもしっかり洗いましょう。
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(6)親指は、反対側の手でねじるようにして洗いましょう
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(7)手首も忘れずに、反対側の手でねじるようにして洗いましょう。
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(8)汚れのついたハンドルで手が再び汚れないようにハンドルをせっけんで洗い流し、手のせっけんと汚れを流水でしっかりに洗い流します。
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(9)清潔な乾いたタオル・ペーパータオルなどで水気を拭き取りましょう。